Firefoxの開発速度は日進月歩。
次々と新しいバージョンがリリースされているのですが、拡張やGreasemonkeyスクリプトが対応していないので古いバージョンをずっと使っていました。
それでも新しいFirefoxへアップデートする欲求が耐えがたくなってきたので、古い環境を残しつつ新しいバージョンのFirefoxを使う方法を探してみました。
作成したサイトの動作確認を複数のバージョンのFirefoxでしたいという人にも役立つTipsだと思います。
ターミナルからプロファイルマネージャーを起動する方法と、Firefoxの中身を弄る方法があるのですが、後者の方が簡単だしスマートだと思ったのでそちらを紹介します。
まず別バージョンのFirefoxをダウンロードしてきて、ディスクイメージの中身のアプリを適当な名前にリネーム。
「Firefox 5.0.1」などバージョンが分かるような名前にリネームするのがいいでしょう。
次にリネームしたFirefoxを右クリックして「パッケージの内容を表示」
「Contents」>「MacOS」>「application.ini」を適当なテキストエディタで開きます。
テキストエディタで開いたら以下のような記述を探します。
[App]Vendor=MozillaName=Firefoxここの「Name」の部分を適当な名前(さっきリネームした名前がいいでしょう)して保存するだけで設定はおしまいです!
この設定をするとリネームしたFirefoxが別アプリとして認識され、デフォルトのプロファイル(ユーザの設定などを保存しているフォルダ)とは違う場所に新しいプロファイルが指定した名前で作られます。
これ以後別バージョンのアプリを起動させたい場合はリネームしたアプリを起動するだけです!
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