サービス誘導の手助けに? フルスクリーン化に便利な『fuIIscreen.me』 | iPhone | iPad*iPhone Fan

iOS向けのサービスを紹介する当連載の第3弾として『fuIIscreen.me』を紹介したい。Webサイト/サービスのフルスクリーン表示をサポートするWebサービスだ。Webメールやカレンダー、ニュースサイトなどのブックマークをホーム画面に追加する際、そこから起動するとアドレスバーや下部のメニューバーが非表示の状態になるよう設定してくれる。

PCからもアクセスできるが、iPhoneやiPadなどiOSデバイスから利用するサービスとなっている

■今回の注目アプリ*サービス
名称 fuIIscreen.me
概要 Webサイト/サービスのフルスクリーン表示用ブックマークを作成

「fuIIscreen.me」の仕組み

fuIIscreen.meの仕組みは至ってシンプルだ。アクセスすると、有名なWebサービスのアイコンが並んでいる。あらかじめ提示されているのはGmail/ Googleカレンダー/ GoogleリーダーといったGoogle提供のサービス向けのブックマークアイコンだ。もちろん、URLを指定自分で好きなサービスのアイコンを追加することもできる。

用意されているものを選ぶ場合は、各サービスのアイコンをタッチする。その中にある「Gmail」と「μGmail」の違いは、他のサービス(ドキュメントやBuzzなど)への切り替え用ステータスバーの表示・非表示といった違いになっている。

iPhoneのMobile Safariからアクセスした例。アイコンを選ぶか、自分でURLを入力する

詳細画面。ホーム画面に追加するブックマークボタンの名称などを変更できる

つづいてホーム画面用のブックマークボタンの設定を行なう。ここでブックマーク名を指定できるほか、アイコンデザインや起動直後の表示画像、ステータスバーの表示などを変更できる。

設定が完了したらSafariのブックマーク機能から「ホーム画面に追加」を選び、ホーム画面にブックマークとして追加する。これでiOSのホーム画面上にアイコンが表示されて準備完了。自分で好きなWebサイト/サービスを追加したい場合は、トップ画面でURLを入力後、同様の設定を行なえばよい。

設定後は、Mobile Safariの「ホーム画面に追加」を選んだあとの画面。ここは追加を押すのみ

アイコンをホーム画面に登録した画面

fullscreen.meで作成したブックマークボタンからWebサイト(この場合はGoogleリーダー)へアクセスした画面

こちらは普通にMobile Safariからアクセスした画面。下部のメニューバーがやはり邪魔

その後はホーム画面に作成されたアイコンをタッチすると、指定したWebサイト/サービスの画面がフルスクリーンで表示されるようになる。初回起動時にはfuIIscreen.meの詳細画面が表示されるので、まずはfuIIscreen.meへ飛び、そこからリダイレクトしているようだ。各サービスに飛んでしまえば、あとはWebアプリケーションをアドレスバーやメニューバーが非表示の極力広い画面で使えるようになる。

利用するメリット

iPadはまだしも、iPhone/ iPod Touchの画面はやはり小さい。少しでも表示領域を確保したい時に、fuIIscreen.meを使ってアドレスバーやメニューバーが消えた状態で使えるのはとても有効だ。さらにfuIIscreen.meでは新たなWebサイト/サービスのブックマークボタンも作っておける。自身が開発したサービスをフルスクリーンで使ってもらいたいときに、fuIIscreen.meに誘導するようにしておくと利用者に分かりやすい。運営者も改めて最適化ページを用意しないで済む。

WebKitはiOSのみならず、AndroidやBlackberry、Palm PreでもWebレンダリングエンジンとして採用されている。今後、各スマートフォンのローカルアプリ以上に最適化Webサイトの需要は伸びていくと推測されている。最適化サイトが増えれば、自ずとfuIIscreen.meの需要も上がっていくはずだ。

Safariから”直接ブックマーク”との違い

fuIIscreen.meを経由してホーム画面にブックマークを追加する操作は、Safari上で普通に行なう処理とは異なる。Safariのブックマーク追加機能は、単なるブックマークをホーム画面に追加しているのみ。このブックマークアイコンをタッチしたところで、Webサイト側が最適化処理を施していなければアドレスバーやメニューバーは表示される。これではせっかくホーム画面に追加した意味がなくなってしまう。

また、ブックマークボタンのデザインが用意されていないWebサイト/サービスの場合、スクリーンショットのサムネイルが使われる。これだと周囲のアプリアイコンから浮いてしまい、なんとなく気持ち悪い存在になる。fuIIscreen.me経由でブックマークを作成すれば、アイコンやスプラッシュ画像を指定できるので、ホーム画面に配置しても違和感はない。ちょっとした違いではあるが、そこが利用者にとっては大きな違いになるのではないだろうか。

最適化Webサイトの魅力

iPhone/ iPod Touchは画面サイズがとても小さい。その上、Mobile Safariのアドレスバーやフッターアイコンが表示されているとさらに見える場所が少なくなってしまう。このふたつの要素がなくなるだけで、一割以上表示領域が大きくなるのではないだろうか。さらにMobile Safariで最適化Webサイトを表示している場合と異なり、アドレスバーが表示されないのがよい。fuIIscreen.meを使えば、フルスクリーン表示の魅力が分かってもらえるはずだ。そうすればWebアプリケーションの利用も広まるといった具合に相互に利点がある。HTML5の採用によって、HTMLとJavaScriptの組み合わせで可能なことは数多い。Webアプリケーション開発者にとって、最適化Webサイトが広まるのは大きな魅力になるだろう。

欠点を言えば……

いまのところfuIIscreen.me上で作成したブックマークの設定を保存できない点が最大の欠点と言えそうだ。保存できるようになれば、その設定自体を自身のWebサイトなどに貼り付けて宣伝することもできるだろう。また、アイコンの種類が少ないのも残念ではあるが、オリジナルのアイコンをURLで指定することもできる。スプラッシュ画像も同様に独自の指定が可能だ。

いろいろと設定は可能だが、これを保存しておけないのが欠点

まとめ

fuIIscreen.meにはGoogle系のサービスが並んでおり、どうやら開発者もGoogleのエンジニアらしい。iOSアプリの開発にはプログラミング言語の習得、公開までのプロセスに時間を要するなど手間も多いが、最適化サイトであればすぐに公開できる。そのうえで、Mobile Safariからではなく、ブックマークをホーム画面に設定してもらえれば、よりアクセスされやすくなる。ユーザーにとっても利便性は向上するだろう。その手助けとしてfuIIscreen.meを使ってみるとよいのではないだろうか。

こちらは通常のGoogleカレンダー

こちらはμCalendar。ヘッダーがなくなっているのでさらに快適

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